叱らない子育てとは?事例別に具体的な方法・理由を徹底解説!

「なんでこんなことしたの!!」

「またやったの?!前にも注意したよね?」

 

など、毎日子どもがやらかす事に頭を抱えているママは多いですよね。

 

叱らずに子育てできたら… ということさえ考える余裕がなかなか持てないのが現実。

 

でも、叱らずに子どもに向き合えたら実はたくさんのメリットがあるんです。

私もまだ試行錯誤しながらの日々ですが、親の対応が変わると子どもは活き活きと話をしたり、時には感動するようなステキな出来事に出会えたりします。

過去の記事では、叱らない子育てについてメリットや基本の5つのステップをご紹介しました。

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今回は事例を元に、叱らずにどうすればいいのか具体的な方法や理由をご紹介します!

 

 

 

 

基本の5つのステップ

概要のみご紹介します。詳しくはこちらをご覧ください。(こちらの記事ではわかりやすい事例もご紹介していますので、まずはこちらを読んでいただくことをおすすめします。)

 

第1ステップ:何をやったのか、を子どもに確認する

子どもが信頼できる親でいるためには、まず先入観を持たずに事実を本人に確認することが大事です。

 

第2ステップ:なぜ、やったのか理由を聞いてみる

なぜやったのか、理由を聞くことは思いのほか大変かもしれません。

というのも、予想しないような理由の場合もあるからです。又は、原因を聞けたとしても更に疑問が湧くような理由かもしれません。

 

第3ステップ:子ども自身がそれをやってどう思ったかを聞いてみる

相手や物の状況や状態を正しく認識できると、次に自分の気持ちが追いついてきます。

自分の気持ちが話せるような状況になったら、何を感じたかを聞いてみましょう。

 

第4ステップ:この状況の中で、どうしたらいい?どうしたい?と子どもの考えを聞く

まずは、相手がいる状況なら相手にあやまることが一番ですよね。相手の怒りや悲しみの感情を認識できていれば、自ずと「ごめんね」という言葉が子どもから出てくるはずです。

 

第5ステップ:今後同じようなことが起こらないようにするための方法を子ども自身に聞いてみる

最後に「どうすれば同じようなことが起こらないか」を子どもに考えさせてみることをおすすめします。

これまでと同じく、大人が子どもの気持ちを解く作業を少しだけお手伝いして子どもが自分で考えて話せる環境を作ります。

 

 

 

 

 

不注意で良くないことが起きた場合

子どもと一緒にいると、まさかここで?こんなことになるとは!と思う状況に出くわすことがしょっちゅうあります。

改善する方法・事例をご紹介します。

 

子どもの視野は思っている以上に狭い!

「ちゃんと前みてね!」

と子どもに注意しても人や物にぶつかったり、転んでしまったりしますよね。

そこでまずは身体的なお話しからしていきます。

 

大人の視野は、左右で約150度、上下は約120度と言われています。

では、子どもだとどうなのでしょうか?

 

子どもの場合は左右で90度、上下で70度と言われています。大人と比較すると左右だけでも60度の差があります。

と言われてもピンとこないかもしれません。

 

そこで、自分の顔の鼻の頭辺りに四角い箱の角をつけて90度の角度を実感してみてください。

子どもって横が全然見えてない!前しか見えてない!ってことを実感できるはずです。

しかも、子どもは普通に前を向いて歩いている方が少ないと思った方がいいくらいです。よそ見したり、いきなりバックしたり。

大人の想像以上に『子供の視野は狭く、危険に関する想像力も足りないため危険を察知できない』ということがわかります。

 

🔶事例🔶ストライダーで転倒

3歳8ヶ月の頃に長男がストライダーで転倒し前歯にヒビが入る怪我をしました。

唇と歯茎からポタポタと血が流れ、痛みで長男は泣き叫んでいました。私は「とにかく冷静にならなきゃ」と思いながら歯科医院に電話してすぐに診てもらい、なんとか歯っ欠けにならずにすみました。

 

なぜ、怪我をしたのか?

 

理由は、2つ。

・友達と一緒に遊んでいて楽しくて調子に乗っていたから。
私は「危ないよ~!気をつけてね」と言うだけでスピードを出し過ぎている長男に対してちゃんと話をしていなかったこから

 

これを教訓にして、あることを実践しています。それは『子ども自身に想像させる』ということ。

 

・誰が怪我をする?痛いのは誰?

・もし危ないことを続けたらどんな怪我をする?

・怪我をしたらパパやママはどう思う?

・どうしたら怪我をしないかな?

・ふざけてて怪我をしそうなお友達にも教えてあげよう!どう伝える?

 

落ち着いた状態の時に「危ないことは何でダメか?」の対話をする!

上述したような対話、実際は子供が相手だと一筋縄ではいきません。

私の経験上、実際に公園や小道などで友達と遊び始めるとテンションが上がってしまいます。そのため親が何を話しても伝わりづらくなることが多々ありました。

なので、公園に行く前に家の中で上述したような対話をすることをおすすめします。できれば数時間前と行く直前に同じ話を2回すると効果があるかと思います。これをすると、一緒に遊ぶ友達が危ないことをしようとすると

『ダメだよ!これはね、◯◯だから危ないんだよ。怪我して血が出たら、そしたらね、みんな悲しくなるんだよ』

などと注意する側になることもあります。

子供って自分が直近で知ったことをすぐに教えたがりますよね!

しかも、友達のママに褒められたりするとますます嬉しくなって『なんで危ないのか、どうしたらいいのか』という記録も定着します。

 

 

 

 

 

わざと悪いことをした場合

原因は何?親子の認識のギャップとは?

以前の私は、子どもがわざと悪いことをした原因は

・大人からの説明不足
・子どもの体調がいまいちだったかな

などと考えていました。その場の何かに原因があると考えていたため、繰り返すことが多々ありました。

 

でも、アドラー心理学に出会って私が考える原因&対応が間違えていたことに気づきました。

 

そう、子どもは『親の気持ちを振り向かせたいから、わざと悪いことをする』ことが圧倒的に多いのです。

 

だけど、実は子ども自身はあまり悪いことをしていると認識していません。ここに親との大きなギャップがあります。

子どもは『悪いことをしている』のではなく『ママが僕のことを見てくれるようにやっている』ただそれだけなんです。しかもそれは潜在的な意識であり子ども自身はママを振り向かせたい気持ちを自覚してない!

つまり子どもは手段の良し悪しは選んでいません。

では、事例でご説明します。

 

🔶事例🔶保育園の送迎車の車内で水筒の中身を出して騒ぐ

私が第二子を妊娠中の出来事です。

私はひどいつわりで寝たきりだったため、ほとんど長男と会話もできず一緒に寝ることもできない状態でした。それでも当時3歳の長男は優しく「ママ大丈夫?」と毎日声をかけてくれました。

そんな状況の中、長男は保育園の送迎車で問題児になってしまいました。

車内で自分の水筒を開けて中のお茶がなくなるまで上下に動かして大声で騒ぐ!しかも友達の水筒も奪い取って同じことを繰り返していました。運転手さんに注意されても止めないらしい。

初めは嘘じゃないかと思いました。

 

しかも私が強く叱ってもまた数日後に同じことをする…

私も相当気が滅入ってしまいました。

 

もう送迎車は禁止される直前で、アドラー心理学に出会い救われました。

 

まず、叱ってはいけなかったことを知りました。

そして、子どもに対して叱らずに行ったことは5つ。

 

・何をしたかを本人に確認

・どうしてやったのかを確認

・本人の今の気持ちを確認

・ママが思っていることをできるだけ穏やかにわかりやすく話す 

・これからどうしたら良いか質問

 

 

問題の本質は話し合いでわかる!

上述したのような順番で会話をする中で長男は

「ママは具合大丈夫?僕がヨシヨシしても全然良くならないね。どうしたら良くなるの?もう良くならないの?これからもずっと一緒に遊べないの?」

と不安な顔で話し始めました。これが彼の本音だったのか…と、やっと私は気づくことができました。

小さな体でそんなことを考えながらも、ママに心配させないように毎日元気に振舞っていたのかもしれないと思うと涙が出てきました。

丁寧に話を聞いて長男の本音を聞き出したことで長男が抱えていた寂しさや不安が伝わってきました。
ヨシヨシしてくれたから具合が少しずつ良くなっていること、お腹には赤ちゃんがいることをちゃんと長男が分かるように話しました。

その日から具合が悪くても体を起こして朝はハイタッチして「いってらっしゃい」と言ったり夜はおやすみのハグをしたり、少しでしたがコミュニケーションを増やしたところ、長男の問題行動はすぐに止みました。

問題の本質は話し合いでしか見えてきません。それを実感した出来事でした。

 

 

 

 

命にかかわるような危ないことをした場合

再発防止のためにも『叱らない』で丁寧な対話がする!

命にかかわるような時こそ、叱るべき!と思われがちですが、実際叱ることは逆効果になります。

理由は、叱られないために危ないことをやめるから(一時的に)、です。

それでいいのでは?!と思われがちですが、『どうしてダメなのか』を理解していないと再発したりもっと大きな事故などにもつながります。

つまり、感情的に叱ったり怒ってしまうとその場限りの対処になり同じことを繰り返してしまう可能性が高くなります。

どのくらい危ないことか、自分や相手がどんな怪我をしてしまうのか、を叱らずに対話形式で話し合う必要があります。

子どもであっても丁寧に話し合うことで、再発を最小限にすることが可能になります。

 

 

🔶事例🔶スピードを出した自転車に傘が絡まった話

習い事の帰り道、お友達と一緒に徒歩で帰っている途中でした。雨がほとんど降ってないのに傘をさしていた長男。
人や自転車が比較的多い歩道での出来事です。私は友達のママとの会話に気を取られていました。

 


「雨が降ってないから傘はささなくていいよ」

長男
「少し降ってるよ」

2,3分後、人や自転車が多くなってきたため、


「雨は降ってないし、危ないから傘をとじてほしいな」

長男
「僕は傘をさしたいから、さしますよ〜!」(ふざけながら)


「今、人にぶつかりそうになったよ。とにかく早く傘を閉じて!!」

長男
「う〜ん… わかった。雨降ってないね。傘とじるよ。」

 

と言って長男が広げたままの傘を自分の真横に下ろした次の瞬間…

 

一瞬の出来事でした…

 

スピードが出ているスポーツタイプの自転車が長男のすぐ横を通り、前輪に長男の傘が絡まってしまいました。

 

偶然なのか、長男はすぐに傘を離したため自転車に引きづられることはありませんでした。そして自転車に乗っていたおじさんも転倒せずにすぐに止まって「大事な傘ごめんね」と言いながら絡まった傘を丁寧に取って「よかった、壊れなかったみたいだよ」と優しく対応してくれました。

あの状況で誰にも怪我がなかったのはほんとに奇跡でした。

 

この時、まずはおじさんに謝るように促し長男は謝りました。そしておじさんは走り去り、私は長男に話をしました。

「今、どんなことが起きたかわかる?」

と聞くと、

「僕の傘がおじさんの自転車に入ってしまったけど、傘は壊れなかった。おじさんが綺麗に取ってくれた。すごいね、あのおじさん!」

という回答が返ってきました。

 

え?それだけ!

 

私は驚きました。そういう認識なんだ… 聞いてみないとわからないものですね。

 

間違えてはいないけれど、長男は事実を事実のまま受け止めて感想を述べているだけです。

やはり、子どもは経験値が少ないので危険を認識したり想像するためには大人の助けが必要なんです。

そこで、私が行った対話は以下のようなものです。

 

・今何が起きたかを聞き子どもの認識内容を確認

・ママが事実を話し、子どもの反応を見る

・誰がどんな怪我をしていたかもしれないか?を子どもに考えさせる

・これからはどうしたら良いか?と子どもに質問する

 

この日を境に、大人のような傘の持ち方をしている長男。
周りのお友達にもこの事故について自分から話をしています。また、他の子が傘で遊んでいると理由を説明しながら注意しています。「僕みたいになっちゃうよ!危ないよ!」と。

 

経験を生かす!子供に想像させる!

他の危ない行動があった時には「あなたの傘がおじさんの自転車に入った事故、覚えてる?」と思い出させるようにしています。

子育てしていると、ひやっとすることがありますよね。

 

他のことで子供が危ないことをしていたら、子供が覚えている範囲で『自分自身が経験した危なかったこと」を

・思い出させて
・これも危ないと思う?どうしたら良い?

考えさせる&想像させるようにすることがおすすめです。

 

 

 

以上、「叱らない子育てとは?事例別に具体的な方法・理由を徹底解説!」をご紹介しました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

ドレミ

0歳、4歳の男の子2人を子育て中のママです。 これまで会計・監査の業界で働いてきたため(現在育休中) 子育てでの疑問や不明点も徹底的に調べて、実際に調べたことを取り入れてみて試行錯誤の日々を送っています。 この情報が同じ現役ママのお役に立てればと思いブログを立ち上げました。 自分の経験談も交えながら、子育て・お金のこと・料理などについてご紹介していきたいと考えてます。