プールで子供と遊ぼう!目的別のビニールプール、必要なもの、設置方法まで徹底解説!

今年の夏休み、私の実家に10日間帰省することになり最初に浮かんだのは0歳と4歳の息子たちが毎日何をして遊ぶかどうかということでした。

連日の猛暑で公園は暑くて日陰もないから夕方まで行けないし、家の中では有り余るパワーを発散できない…

 

子どもたちが楽しめるものは何かを考えて行き着いたのがビニールプールです!

 

購入前の下調べから、実際にプールを設置して使ってみてわかったことや必要なもの、事前に知りたかったこともありました。

そこで今回は私の経験談も交えながら、目的別のプール選び、実際の設置方法、注意点などをご紹介します。

 

 

 

目的別のおすすめビニールプール

ベランダに置きたい!

ベランダにも置けるプールもサイズ別に色々あります。

まずはベランダのサイズを必ずメジャーで計って確認してくださいね。

🔶大きめ
サイズは長さ148cm、奥行き100cm、高さ42cmで大きめサイズです。
ベランダでもサイズが合えば使用可能です。さらに電動空気ポンプがセットのタイプがおすすめです。

🔶小さめ
長さが100センチ以下のものもあります。2歳ぐらいまでの子どもが1人で使うのであれば十分な大きさです。

 

下でご紹介する屋根ありのプールにも小さめのものがありベランダで使用可能です。あわせてご覧ください。

 

熱中症対策で屋根付きがいい!

プール遊びはなかなか屋根がある場所でできないため、屋根付きのプールは熱中症対策や日よけとしてもありがたいデザインです。

🔶全面屋根
こちらは屋根が取り外し可能なので、年齢や状況に応じて利用できます。
このプールは比較的大きい方ですが、全面屋根付きのプールは小さめサイズが多いです。

 

🔶一部屋根あり
おすすめは一部に屋根が付いているタイプです。我が家のプールはこのタイプです。日よけにもなりますし、屋根がない部分では小さな子どもを手で支えながら大人は足だけ水に入れることもでき一石二鳥です。

4歳の長男はずっと水浴び状態で動き回っていますが、屋根がある部分も隠れ家のようで気に入っています。


トイザらス限定 クマノミ プレイセンタープール 226×145×104cm【ビニールプール】

 

🔶別売りの日よけ屋根(設置場所の移動可能)
私が購入したような一部屋根の商品は少ないため、別売りで屋根が購入できないかと調べたところありました!

こちらはプールの淵に挟み込むだけなので太陽の向きによって簡単に場所を変えたり、高さを変えて面積も変えられるというメリットもあります。

 

 

滑り台で遊びたい!

滑り台付きのプールだと遊び方も広がり楽しいです。しかも、お手頃な価格で購入できます。

ただ、ビニールの滑り台はそのままだと滑りが悪いため、滑り台にシャワーが当たるタイプがおすすめです。水が当たると摩擦部分が少なくなり滑りが良くなります。

もし滑り台に水が当たるようなシャワーがついていない場合、子ども自身がTシャツなどを着た状態だと滑りやすくなります。裸の部分が少なくなり摩擦が少なくなるからです。

4歳の長男が、ちょっと寒いから何か着たい、と言ってTシャツを着たまま滑り台をしたらすごく滑りが良かったという、たまたま見つけた方法です。もちろんTシャツが濡れても滑りは良いままです。

 

滑り台の位置は主に2種類あります。

🔶滑り台の位置が真ん中
真ん中に滑り台があると場所をとってしまうため、潜ったり泳ぐことはできず滑り台や水浴びがメインになります。滑り台の行き来で足が汚れないのはメリットの1つです。

 

🔶滑り台の位置が端っこ 
滑り台が端についているタイプだと、遊ぶスペースに余裕がもてるのでおすすめです。

私が購入したプールは端に滑り台がついているタイプです。
ただ、階段がついていなかったので、祖父がコンテナボックスを裏返して階段代わりにしてくれました。

階段がついていてもビニール製なので登りにくそうです。踏み台を使うと登りやすいと思います。また、足が濡れた状態で使うので踏み台はできるだけしっかりとした作りで大きめがおすすめです。

 

シャワーや水浴びをしたい!

ほとんど水を溜めないタイプのビニールプールもあります。片付けが楽なのがメリットです。また、あまり水に潜ったりするのが苦手な子どもでも、水遊びの楽しさを感じるきっかけになるかもしれません。

 

泳ぎたい!

🔶淵に空気あり
強度があるため、遊び中に不意にぶつかったりしても淵がクッションになってくれるので安心です。
特に2歳以下の子どもの場合、淵につかまる可能性も高く安全性からもおすすめです。

さらにこちらは床部分にも空気が入っています。コンクリートなど固い場所に設置予定の場合に特におすすめです。

 

🔶淵に空気なし
空気を入れないですぐに使える点がメリットです。デメリットは寄りかかったり、つかまると支えられずに倒れたり水が流れ出てしまう可能性があることです。

うちの息子0歳、4歳の遊ぶ姿を見ていると淵に空気がないタイプでは危なかったので、空気があるタイプでよかったと思っています。楽しくはしゃいでいると、淵にぶつかったり倒れながら寄りかかったりしているからです。

 

🔶大型プール
こちらの商品ではないのですが、以前コストコで大型プールが販売されていて天井に吊り下げられているのを見たことがあります。
さすがに4m超えは迫力あります!実際、庭に設置したらすごいことになりそう・・・水道代が!

こちらはカバーもついています。

 

 

 

我が家のビニールプール

我が家で購入した商品

上で少しご紹介しましたが、一部屋根あり&端に滑り台があるタイプです。


トイザらス限定 クマノミ プレイセンタープール 226×145×104cm【ビニールプール】

 

商品選択の条件

ビニールプールは色々な種類があり、値段も手頃なものが多く迷います!そこで商品選択での条件を挙げてみることをおすすめします。

私の場合は条件を3つ挙げそれらを満たす商品を探し、上記の商品を購入しました。条件は優先度が高い順に以下の通りです。

①0歳(11ヶ月)、4歳の2人の男の子が楽しく遊べるプール。男の子は動き回るのである程度の大きさが必要。

②0~6歳まで遊べるプール。破れたりしなければ、6歳まで使いたい。なので、6歳の子どもでも満足できる長さが2m以上、滑り台付き。

③熱中症対策で一部屋根付きだと良い。

 

本体のプール以外に必要なもの

プールさえ買えばすぐに遊べるわけではありません。プールと一緒に購入・準備する必要があるものをご説明します。

電動空気ポンプは絶対必要!

当たり前ですがプールに入れるぐらい暑い日にプール設置作業をするため、空気を入れる作業中もかなり暑くて大変です。電動空気ポンプを使っても15分程度はかかり汗だくです。手動だったら…。ネットで調べると種類にもよりますが手動は1時間近くかかる場合もあるようです。

電動空気ポンプの価格は2000円前後です。購入をおすすめします。

※コンセント式と電池式の2種類あります。家の庭やベランダで、延長コードなどを使い電源が使える場合はコンセント式が良いです。

 

 

コンクリートの上に設置する場合はクッション材を!

コンクリートは固いためクッション材を敷くことをおすすめします。また、ビニールの破損防止のためにも有効です。

又は室内で使わない(余っている)ジョイントマットがあればそれでも代用できます。

 

地面に敷く用のビニールシート

プールの下が土でもコンクリートでもプールの1.5倍以上のビニールシートを敷くことをおすすめします。

 

◎プール底面のビニールの破損防止
土やコンクリートの上に直接プールを置くと、小さな石などでも水の重みや少しの摩擦でもビニールに負荷がかかり破損につながりますがビニールシートが1枚間に入るとそのような状況を防止できます。 

◎プールの水が汚れるのを防げる
子どもはプールから出たり入ったり自由に動き回ります。そうすると、足の裏についた土がプールに入ってしまいすぐにプールが汚れてしまいます。

浮かんでいるゴミや土や小さな石をすくって捨てるのは大人の仕事になってしまい暑い中で想像以上に大変です。ビニールシートを敷いておくと、プールが汚れてしまうのをかなり防げます。

◎排水する際に泥水がビニールの中に入るのを防げる
ほとんどのビニールプールには本体の底に「排水栓」がついていて、そこを開けると排水ができます。その際にプールの下が特に土の場合は排水の水圧でビニール内に泥水が多少吸い込まれてしまいますが、ビニールシートを敷いておくと防ぐことができます。

◎後片付けが楽になる
排水したあとは、プール本体を水洗いします。ビニールを敷いていると、プールの底面に土や小さな石やゴミがたくさんついてしまうのを防げます。

 

 

プールに被せる用のビニールシート

天気が良ければ数日連続でプールに入ることもあります。2日間ぐらいを目処に水を入れ替えた方が良いです。

1日目を終えたあと、ゴミや虫が入らないようにビニールシートをかぶせておくのがおすすめです。

 

足が洗える大きさのバケツ

プールから出入りしていると足の裏に土やゴミがつきますが、プールの1.5倍以上のビニールシートを敷くことで防止できると上で説明しました。

さらにプールのすぐ横に足洗い用のバケツを用意して足をサッと入れて洗えるようにすると、プールが汚れてしまうのを防げます。

最近では「折りたためるバケツ」が人気です!アウトドアで使う人も多く、使わないときには場所を取らずにしまえます。

 

初めて使用する際の注意

購入して初めて使用する際は、水を溜めて一度排水することをおすすめします。

理由は、我が家で購入して初めて水を入れた時に、ビニールが畳まれて重なった部分の塗料が剥がれて水面に細かな塗料が浮かんでいたからです。けっこうな量で驚きました。夫がひたすらバケツで表面のゴミをすくって捨てていましたが追いつかず…大変でした。

2回目に水を溜めた際には、塗料のゴミはほとんど出ませんでした。

 

 

 

実際の使用方法・注意点

初めてのビニールプールでは色々な気づきもありました。その経験談にもとづき、使用方法や注意点をご紹介します。

設置のスケジュール&方法

午前10時からプール遊びを行う場合を例に設置時間と方法をご紹介します。

 

①【8:00~8:05】

まず、プールの1.5倍以上の大きさのビニールシートを敷きます

※庭の場合
できるだけ庭先のコンクリート部分とビニールシートをくっつけると、家との行き来が裸足で可能です。しかも、足の裏に土がついてしまうのをある程度防げます。土がつくとプールはあっという間に汚れてしまいます。

 

②【8:05~8:15】

プールの下がコンクリートなどの固い素材の場合はクッション材を敷きます。

 

③【8:15~8:35】

ビニールプールを広げ、電動空気ポンプで空気を入れます。

 

④【8:35~9:00】

水を溜める。

この間に、

・滑り台の階段代わりのステップを設置する。
・家の玄関又は庭への出入口に足拭き用のマット、体を拭く用のバスタオルなどを設置する。

 

設置完了時点のプールはこんな感じです。

 

 

⑤【10:00~11:00】

プール遊びの前に水温をチェックします。
天気が曇りで気温が30度超えていないと意外と冷たいかもしれません。水を手で触ってみて冷たい時にはもうしばらく待ちましょう。

10時からプール遊びを始めた場合、1時間を目処に水から上がり休憩して水分と塩分補給をしましょう。

また、熱中症対策として30分ごとに麦茶などの水分補給をしましょう。子どもは遊びに夢中になると喉が渇いていることに気付きにくいため注意が必要です。

 

 

遊び方

🔶潜ったり泳いだりする
プールに潜ったり少し泳いだりして遊びます。泳ぐのは長さが2m以上ないと難しいです。

 

🔶滑り台
4歳の長男は滑り台がお気に入りでずっと遊んでいます。

ただ、4歳児だと体重もあるためビニール製の滑り台ではお尻でうまく滑れずに頭から滑っていました。下が土で柔らかいため大丈夫でしたが、もし頭から滑る場合は大人が必ず確認してください。

 

🔶おもちゃで遊ぶ
ジョウロやバケツやコップを使って、水を入れて頭や体に掛け合いっこをして遊ぶ!

ジョウロやバケツは1歳過ぎから小学生まで長く使うので、丈夫なものが良いです。安いプラスチック製品は劣化しやすく割れてしまう可能性もあり危険です。

我が家ではボーネルンドのものを使っています。
しっかりしていてデザインもgood!男の子が多少荒く使っても心配なし!

 

 

 

 

注意すること

🔶ビニールの破損防止
砂遊び用の一部の道具は、ビニールプールで使うと破損につながる可能性があります。例えばスコップの中でも先がとんがったタイプのものは子どもが手加減せずに遊ぶと、底や側面のビニールが破けるかもしれません。

そのため、破損につながりにくいジョウロやコップ類などのおもちゃがおすすめです。

 

🔶熱中症対策
親子で熱中症対策を必ず行いましょう。
子どもだけでなく見守るママやパパ、帰省中なら祖父母もみんなで熱中症対策を!

子どものことを気にしていて、自分のことを後回しにしていると大変なことに!
庭でプールを設置した場合、日陰もあまりなく炎天下で子どもの世話をすることになりますので注意してくださいね。

・帽子をかぶる!
・30分ごとに水分、塩分を適量とる!

【子どもにもおすすめのドリンク!】
熱中症対策におすすめのドリンクはこちらです。国の熱中症対策の基準を満たしながらも子どもが飲むことを考えカロリーを抑えつつ色々な栄養素も含んでいます。

 

【塩分補給タブレット!】
以前、お友達からいただき美味しかったので我が家でも購入しました。手軽に食べられるタブレット型の塩分補給です。

 

※熱中症対策について詳しくご紹介した記事はこちらです。

 

⭐️新婚旅行で初めて熱中症に…

遠い昔ですが、新婚旅行で中東に行った時にホテルのプールで熱中症になったことがあります。
気温は40度近くありましたが、プールの中は冷たく気持ちよく楽しんでいたため熱中症の前兆に気付きませんでした。

たった40分ぐらい、水分と塩分補給せずに久しぶりの流れるプールにはしゃいでいたのが原因の一つでした。気づいた時にはとにかく体が熱く気持ち悪くて水も飲めない状態。

話もろくにできない状態で抱えられながら救護室に辿り着き、点滴をしてなんとか回復しましたが、翌朝まで体のだるさが残り熱中症の恐ろしさを実感しました。

 
 
 
 
以上、「【目的別】おすすめビニールプール!必要なもの、設置方法まで詳しく解説!」をご紹介しました。
 
少しでもお役に立てれば幸いです。
 
 
 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

ドレミ

1歳、5歳の男の子2人を子育て中のワーママです。 これまで派遣で8年働いてきました。(現在2回目の育休中) 結婚後、激務の職場を退職し転職活動するも全く採用されない日々・・・。 そんな私は派遣に救われました。 正直、子供が生まれる数ヶ月〜1年ぐらい派遣で働こうという軽い気持ちでスタートしたのに、気づけば現在まで派遣社員として8年間勤務しています。 実は、主婦にとって派遣という働き方はメリットが多いんです! 派遣で働いたことがない人は、「私には専門的な知識や資格がないから派遣は無理」と敬遠してしまいがちですが、高卒で資格なしでも事務職のお仕事はたくさんあります。 派遣の魅力をお伝えできればと思い『仕事』というカテゴリーで派遣についての記事を書いています。 派遣については少しお役に立てるかもしれないので、質問や疑問などあればお気軽にどうぞ(^^)