イヤイヤ期のお子さんがいる多くのママが、このような悩みをかかえていますよね。我が家でも、もうすぐ2歳になる次男が歯磨きが大嫌いで手を焼いていて・・・
でも、試行錯誤した結果、ある5つのことをしたら次男が積極的に歯磨きをするようになったんです。
そこで、今回は私が行ったイヤイヤ期の子供が歯磨きを嫌がる場合の解決法を5つご紹介します。
目次
イヤイヤ期とは?
ママを困らせるイヤイヤ期。いつ頃から始まるか調べてみたら、だいたい2歳前後が多いようです。
まずはイヤイヤ期について、事例と脳科学の話をご紹介します。
イヤイヤがものすごい・・・我が家のケース
うちの次男は、1歳半ぐらいから・・・
と、自分でやりたい!自分のタイミングで!のオンパレードです。しかも怒りながら、泣きながら・・・・(涙)
大人の箸でご飯を食べたがって上手くできず泣いたり、怒りでお皿をテーブルから落として料理をバラまいたり・・・それはもう大変です・・・(涙)
自分で何でもやりたがる姿は成長の証でもあり、嬉しいことですが・・・。
でも、イヤイヤ期は大変なことが多いのも事実です。
イヤイヤ期は「脳の抑制機能」が働かないから!
イヤイヤの原因は、「前頭前野」と呼ばれる脳の表層部分の働きが発達が未熟なため、欲求や衝動を抑える「抑制機能」が働かないこと。
つまり、「抑制機能」が育ってくると「イヤイヤ」も自然と収まってくるということです。
さらに、「我慢する理由」を子供が理解することが抑制機能を活発にするため、子供の脳に良い影響を与えます。
我が家ではこれらの脳科学の根拠も参考にしながら「イヤイヤ期の歯磨き対策」を実行し、効果がありました!(後ほど詳しくご紹介します)
※参考:NHKスペシャル 最新科学で迫るニッポンの子育て
https://www.nhk.or.jp/special/mama/qa2.html
イヤイヤ期の2歳前後、子供の歯はどんな状態?
なかなか歯磨きをしたがらない子供・・・
一体、歯の成長はどこまで進んでいるのか気になりますよね。
乳幼児の子供の歯は、個人差がありますが、1歳半ぐらいで上下の奥歯が生えてきます。さらに、2歳半ぐらいになると乳歯20本全てが生え揃います。
奥歯は前歯などに比べて、複雑な形をしているのと、口をしっかり開いてくれないとママが磨いてあげることができないので虫歯も心配です。
※参考:ライオンの「育児と乳歯の情報サイト」
https://www.lion-dent-health.or.jp/mama-anone/baby-teeth/article/teeth-grow-02.htm
イヤイヤ期の子供に自分で歯磨きをさせるコツは2つ!
歯磨きしづらい奥歯も生え始めてくるイヤイヤ期。虫歯が気になるママも多いと思います。
そこで、ここからは我が家で行った子供に歯磨きをさせるコツを2つご紹介します。参考になれば嬉しいです。
解決法その1:ママも子供と一緒に座って歯磨きする!
「ママと子供が一緒に座ってゆっくり歯磨きをする」
これが一つ目のコツです。
意外かもしれませんが、我が家ではこれをやってから次男が自分で進んで歯磨きをするようになりました。(さらに5歳の長男も!)
それまで私は、慌ただしく食事の片付けなどしながら子供たちに「ちゃんと座って歯を磨いてね!」「そんなやり方じゃ虫歯さんが来ちゃうよ!」と声かけをする、という感じでした。
でも、子供が歯磨き中は家事をやるのをできるだけやめました。
解決法その2:「歯磨きをしないとダメな理由」を繰り返し話す
「イヤイヤ期の子供は脳の抑制機能が未熟なので、脳が活発に働くために『歯磨きする理由』を繰り返し話す」
これが2つ目のコツで、脳の発達を促す方法です。
ママが子供に歯磨きをする理由を話して、子供が今やっている遊びなどを自ら中断して歯磨きをするようになれば脳の抑制機能が活発に働くことにもつながります。
遊びを中断して・・・というのがハードル高いですよね。
私も「遊びを中断するのは絶対無理だな」と思っていましたが、ダメ元でひとまず我が家でも実践してみました。
数日間、次男に対して食事のあとおもちゃで遊んでいる最中に「ご飯のあとはすぐに歯磨きしないとダメな理由」を優しくしつこく話しつづけたら、意外にも次男(もうすぐ2歳)は少しずつ分かってくれたんです。
何より、私はこれまで「ちゃんと歯磨きしなきゃダメよ!」とか「なんでちゃんとできないの!?」なんて言い方を当たり前のようにしていたのですが、これが一番ダメだったと気づきました。ごめんよ、息子たち。
「ダメだよ!」と言うのではなく、「なんでダメなのか」を話すことが大事なんですね。
イヤイヤ期の子供にママが仕上げ磨きを行うためのコツは3つ!
次に、ママが行う仕上げ磨きについてのコツを3つご紹介します。
解決法その3:歯磨きの絵本などを使って、虫歯について話す!
※画像の絵本
5歳長男が幼稚園でもらってきた絵本「スパゲッティになりたい」の一部です。
歯磨きの絵本を使って、まずは歯に興味を持ってもらうことも良いですよ。
我が家の場合は、たまたま長男が見ていたベネッセのこどもちゃれんじ(年長向け)のDVDで次男は歯に興味を持ってくれました。自分の口の中や、私の口の中の歯が気になり、指をさしてくることも。
そこで、次は歯磨きや虫歯が出てくる絵本を次男にみせたところ歯磨き自体に興味を持つように!
※歯磨きの絵本は、目的別・年齢別にいろいろあるのでまた別記事でご紹介します。
解決法その4:大好きなぬいぐるみと一緒に寝んねして歯磨きする!
「お気に入りのぬいぐるみやキャラクターと一緒に寝んねして歯磨きする!」
これが我が家で仕上げ磨きをスムーズにした一番のコツです!
歯磨きで寝っころがるのを嫌がる子供って多いですよね。
でも、お気に入りのぬいぐるみやキャラクターが一緒なら子供が喜んで寝転ぶかもしれません。
私が次男の歯を10秒くらい磨いたら、次はアンパンマンの口元に歯ブラシを持って行って歯磨きをするふりを10秒くらいします。
今では、「仕上げ磨きするよ!」と言うと嬉しそうにアンパンマンのぬいぐるみを持ってすぐに寝んねしてくれるようになりました。
これまでの羽交い締めにしての仕上げ磨きは嘘のようです・・・・
解決法その5:しまじろうのキシリトールタブレットを歯磨き後にご褒美としてあげる
我が家での最終手段は「しまじろうのキシリトールタブレット」です。
どうにもこうにも、歯磨きがうまくできない時だけ使っています。
裏面にも記載があるように、歯磨き後のご褒美としてこのタブレットをあげられるので助かっています。
味は、1つの袋の中にぶどうとイチゴの2種類が入っています。
私も一粒食べてみたのですが、食べた感じはラムネと区別がつかないぐらい美味しくて、砂糖が全く入っていないのが嘘みたいです。
成分がキシリトールなので食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあるため、1日3粒が目安になります。
一袋で200円ほどなので、もしよかったら試してみてくださいね。
まとめ:イヤイヤ期の歯磨きは少しのコツで上手くいく!気負わずにやろう!
今回の記事、いかがでしたか?
イヤイヤ期の子供の歯磨きは毎日のことなので本当にママは大変ですよね。
我が家でも、毎日順調とはいえず子供の機嫌によって歯磨きがちゃんとできないこともまだあります。
子供が虫歯になって大変な思いをすることを考えると・・・やっぱりどうにか虫歯を防ぎたいですよね。
同じような悩みをもつママに、この記事でご紹介した方法が少しでもお役にたてば幸いです(^^)