ひらがな練習はいつから?子どもをやる気にさせるアドラー心理学活用の4つの方法!

つい数ヶ月前まで、ひらがなに全く興味がなかった長男4歳。今、幼稚園の年中です。

 

幼稚園の年長さんのお友達ママから、年中さんからひらがなを勉強する子が多いと聞きなんとなくスタートしてみたもののなかなか興味を示さず1ヶ月経過。

 

ところがある4つの方法を使ったところ、なんと今ではひらがなだけでなく、漢字やカタカナのドリルを買ってほしい!と言うくらい文字に興味津々に!

 

周りの友達も祖父母も、そして私も夫もその変貌ぶりにみんなびっくりしています。

 

実際、ひらがなは小学1年生で一文字ずつ丁寧に教えてもらえる小学校が多いようです。1学期中にひらがな、2学期からカタカナと漢字、という学校が多く幼稚園から焦って教える必要はありません。※各学校で多少は差があります。

 

ただ、今は早期教育が主流ということもあり小学生になる前にひらがなとカタカナを書ける子どもが多いのも事実。

まだうちの子は文字に興味がないから不安だなということであれば、ぜひお試しくださいね。

 

 

【前提】子どもに対等な接し方を!アドラー心理学をベースに!

アドラー心理学は子育てに使える!

私自身、普段の子どもへの接し方は「アドラー心理学」をベースにしています。今回ご紹介する内容もアドラー心理学を活用した方法です。

アドラー心理学では子育てに使えるステキな考え方がいっぱいあります。

 

その1つに、「誰に対しても対等」という考え方があります。

もちろん子どもに対しても対等。褒める、叱るという言動はしません。

代わりに、感謝する、サポートするという、まるで大事な親友に対する言動を子どもに行っていきます。

ママの接し方を変えるだけで、子どもは色んな能力を想像以上に伸ばしていきます!

では、いってみましょう!

 

⭐️関連記事:アドラー心理学を活用した子育て方法です。こちらもあわせてご覧ください!

 

参考書籍のご紹介

🔶アドラー心理学と言えばベストセラーにもなった「嫌われる勇気」。これは対話式の内容で読みやすいかどうかは好みがあるかもしれません。私はスイスイ読み進めましたが、夫は「読みづらい」と話していました。

 

🔶私が初めて読んだアドラー心理学の書籍はこちらです。NHKの「100分de名著」という番組のテキスト版「アドラー 人生の意味の心理学」です。
章立てで構成され、とても読みやすいです。1時間程で読み終えることができ、入門書としても最適です。

 

🔶こちらもおすすめです。
子育て中の言葉かけ(声かけ)に着目した「アドラー式 言葉かけ練習帳」。場面・状況ごとにどんな言葉かけが良いのか、子供が何を感じるのかをわかりやすく紹介した書籍です。

 

 

 

ひらがなの存在を知らせる!

子どもにとって、ひらがなの存在は日常過ぎてあまり意識するものではありません。そこでひらがなの存在に気づくためにある方法を使います。

 

用意するのは絵付きの一覧表!

我が家では、ひらがな50音字と絵が一緒に一覧表になったものを購入しました。お風呂に貼れる防水タイプなので頑丈です。アンパンマン、トーマス、電車など色々な種類があります。

ひながなの一覧表には値段が安いものもありますが、1点だけ注意が必要です。

「き」「さ」「ふ」などが、できれば実際の筆記体になっているものが表記された一覧表の方が良いと思います。

 

どんな方法でひらがなの存在を知ってもらう?

おすすめは、上述したひらがな一覧表をお風呂に貼ってみる!です。

毎日入るお風呂に貼ることで、ひらがなの存在を意識させることができます。

 


「この紙はすごいんだよ!なんと、ここに◯◯の名前の◯が書いてある!ママの名前の◯もある!これさえ見れば自分やみんなな名前が書けちゃうよ!」

と、うちの長男には間を空けて2回くらいお知らせしてみました。

しかし、ひらがなに全く興味がありませんでした。

それどころか、お風呂場の遊び道具の一つとして防水仕様の一覧表にシャワーをかけてビニールの水を弾く音を楽しんだり、広げて床に置いてツルツル滑るぜ~!と歩いてみたり、丸めて湯船に入れてみたり。

 

子どもの反応を楽しむ!

上述したように、うちの長男は初めてひらがな一覧表を見た日からしばらくはお風呂の遊び道具にしていました。

ひらがなには興味を示さなかったわけですが、ここでママの声かけは重要です。

我が家の場合はこんな感じでした。

 


「面白い遊び方を知っているんだね!ママもやってみたいな!」

 

4歳の長男
「いいよ!ここにシャワーをかけるとシャリシャリ音がするんだ!あと丸めてお風呂に入れると浮いてくるよ!楽しいよ!一緒にやってみる?!」

 

長男はとても嬉しそうに話してくれました。あまりに楽しく遊ぶので驚きました!

まずは、ママが子どもの反応を楽しむことが重要です!

 

いつになったら興味を持つ?

うちの長男の場合は、幼稚園で女の子の友達が自分の名前を書けたことがきっかけのようです。

ひらがな一覧表の初登場から約1ヶ月後のある日、自らひらがなの一覧表を探して使いはじめました。

 

4歳の長男
あの文字がいっぱい書いてあるシャワーでシャリシャリ音がするやつはどこ?あれがわかりやすくていいかもしれない!」

 

と言いながら一覧表をお風呂場からダイニングテーブルへ運んできました。

すると、

4歳の長男
「◯◯◯(長男の名前)のひらがなはどれ?早く書きたいよ~」

と落書き帳とペンも準備してワクワク顔!

 

ひらがな一覧表を子どもに見せても興味を示さないときに、もしママが

「これは遊ぶものじゃなくてここに貼るのよ。ひらがなという文字で、お風呂で少しずつ覚えよう!」

と言ってしまうとどうでしょうか。子どもによっては素直に応じるかもしれませんが、それは子どもの何でも楽しむ才能を押さえ込んでしまうことにつながります。

 

 

 

 

オリジナル文字をじっくり味わう!

初めから上手にひらがなを書ける子どもはまずいません。

子どもはひらがな、カタカナ、漢字など文字そのものを記号や図形と同じ種類と認識をしている場合もあり、初めはオリジナル文字を書くこともあります。

子どもの数だけオリジナル文字が存在します。

 

オリジナル文字は期間限定!

長男がひらがなを覚えたばかりの時、ひらがなをまるで記号のように書いていました。

今は自らの意志で漢字のドリルをやっていますが、まだ漢字は書き慣れない&漢字は特に角ばった四角の形が多いため記号や図形のように書いています。

幼稚園の年少さんのお友達は、まるで写経のように紙いっぱいに独自の文字を書いていました。

子どもそれぞれ、個性が出ますね!
こんなステキなオリジナルの文字を書く期間は短いです!文字を覚えると、もうオリジナル文字は書くことがなくなるので貴重な時間です。

 

まずは文字を書く楽しい気持ちを優先!

記号や図形、独自の文字を書く我が子を見て不安になることはありません。

生まれて初めて文字に興味を持った、文字を書いた、という事実が大事!すごいことなんです!

「文字を書くこと、読むこと」が遊びの一つになり楽しくなるかどうかは、子供の素直な反応を初めに受け止める親の対応が大きく影響します。

子供の何でも楽しむ能力を最大限に引き出す簡単な方法は、親も一緒に楽しむこと!

 

 

まずは落書き帳で好きな文字を、好きな大きさで書く!

練習したら書けることを意識させる

ポイントは、日常的な色々な文字の存在を意識させると同時に「大人はみんな練習して書けるようになった」と意識させることです。

以前私が「ひらがなの 『を』は難しいから、ママは小学生の時にいっぱい練習したんだ!だから今は上手に書けるよ!」と話してみると、競争心からか「僕は幼稚園生だけどもう書けるよ!」と落書き帳にたくさん 『を』 を書いてみせてくれたことがありました。

 

落書き帳に自由に書いてみる!

文字のバランスや書き順など、全て関係なく自由に書いてみよう!という雰囲気でスタートします。

好きな文字、好きな大きさで何回書いてもオッケー!

落書き帳一枚に一文字でもオッケー!

何でもあり、という雰囲気はママが作るように意識しましょう。

初めに長男は、落書き帳にびっしりひたすら「あ」を書いていました。難しそうなものからやるんだな、面白いな、と思いました。

しかし、実際は画数が少ない方がバランスが取りづらいことを後で知りました。

「あ」は練習したら書けるようになったのに、名前の一部である「と」は練習してもなかなか上手く書けずに苦戦したからです。

一画目と二画目が離れてしまい本人は悔しくて泣きながら練習していました。

 

 

 

 

ドリルはいつからやるのが良い?

はじめにドリルをやらない方がいい理由とは?

初めはドリルを使った練習はしない方がいいかもしれません。理由は主に2つあります。

🔶実は、画数が少ないひながなは書きにくい

通常のドリルは、画数が少ないものから順番に練習するものが多いようです。

上述しましたが、「と」や「う」など、画数が少なく一見簡単に見えるひらがなでも、生まれて初めて文字を書く子どもにしたらバランスが取りづらく難しい場合もあるようです。

画数が多い方が、意外にもバランスが取りやすく図形のようで書きやすい場合もあります。

 

🔶ドリルの枠内に書くことは想像以上に難しい

通常のドリルは、1辺が5センチぐらいの四角の枠にひながなを1文字書いて練習します。これがけっこう難しい!
子供は大人が考える以上にこだわりが強いです。初めてひながなを書く際に、この枠内にうまく書けないと悔しい気持ちより先に悲しくなってしまうことも。

 

ドリルをやりはじめる最適なタイミングは?方法は?

一番良いタイミングは、子供自身が「もっと上手に書きたい!」と思い始めた時です。

🔶落書き帳にママお手製の枠を書いてあげよう!

子供が落書き帳にたくさんひながなを書いている時に、「ママにも少し貸して欲しいな」と話してママが鉛筆で1辺が10センチ程の枠を書きます。

ママ
「この枠の中に書くことはできるかな?やってみる?どちらでもいいよ」

と優しく伝えてみましょう。

 

🔶いよいよドリルの登場!

子供が興味を示した時から、ゲーム感覚で少しずつ枠を小さくしていきます。1辺が5センチの枠内に書けるようになった時に

「ママね、ひらがながもっと上手に書けるようになる本を持っているんだ。見てみる?」

と話しかけてから、ドリル登場!

もしすぐに興味を示さなくても「上手に書けるようになりたい!」という気持ちはいつか芽生えますので「こんな本だよ!もしやってみたくなったら教えてね!」とドリルの存在だけでもお知らせしておくことをおすすめします。

うちの長男は、ドリルを見せてから実際にやり始めるまで3週間ぐらい間があきました。

長男は「上手に書けるようになるにはあれが必要!!」と言いながら本棚からドリルを持ってきてダイニングテーブルで突然練習が始まりました。

我が家で使っているドリルは公文さんのものです。

 

 

 

名前、文章を意識させる!ママにお手紙ほしいな、の一言を!

名前、単語の存在を意識させる

うちの長男は、一覧表を見ながら好きな文字をひたすら落書き帳に書く、という期間が1週間ぐらい続きました。

自分の名前を書きたい、とはじめは言っていたのを忘れているようでした。

「文字を書く楽しさ」や「上手く書けた時の達成感」でまさに遊びの延長になっていました。

 

そこで、


「ママの名前書いてほしいな~!」

と話したらすぐに

4歳の長男
「書きたい!この紙(ひらがな一覧表)のどれから書くの!教えて!」

という反応で、その日からまた数日間はひたすら知っている人の名前をたくさん落書き帳に書いていました。

 

 

文章を書けることを意識させ、初めてのお手紙!

落書き帳に人の名前をたくさん書いていた数日後に


「こんなにひらがなが書けるんだね!そしたら、お手紙も書けるよ!ママお手紙ほしいな~」

と話すと

4歳の長男
「え!僕、お手紙書けるの!やった!じゃあ、ままだいすき、と書くから教えて!!」

ノリノリでびっくりしました。

 

その後、パパ、幼稚園の先生、友達、祖父母・・・と色々な人にお手紙を書いて楽しんでいます!

 

初めてのお手紙は写真立てに入れてキッチンに飾ってます。飾ってることも長男は嬉しいようです。

最近では、上手く書けた漢字をハサミで切り抜いて「ママ、これも飾りたい?特別にあげるよ!」と渡してくれる姿に、ほっこり。

アドラー心理学をベースにした子育てはやっぱりステキだなと実感しています。

 

 

ひらがなが分かると世界が変わる!ひらがなの次は?

家の中でも外出した時も、常に文字が気になり「これは、◯◯◯だね!どんな意味?」と興味はますばかりです。

すると、「これは何?」とカタカナや漢字の存在に気づきます。

子供は興味を持ったらまっしぐらですよね!

うちの長男はカタカナよりも漢字に興味があり「漢字のドリルをやりたい!」と言い出し本屋さんで一緒に買いに行きました。

カタカナを習得してから漢字、という順番は気にせずに子供の好奇心に自然に応えていくことで、遊びの延長上で楽しく学べます!

 

子供の喜怒哀楽にはどう対応する?

もちろん、ただ楽しく練習するわけではありません。

うちの長男は思ったように書けずに泣いたり、消しゴムで綺麗に消せずに怒ったりとたくさんの感情が出ていました。

私自身、ダメだと分かっていてもイライラしてしまうこともありましたが、なるべくグッとこらえてママの気持ちを伝えどうしてほしいかを伝えるようにしました。

ママ
「泣いたままではお話できないよ。ママも困っちゃうな。どうしたらいいか一緒に考えよう」

これこそアドラー心理学の活用です。

 

子育て中は他の原因でも、こういう場面に遭遇することが多々ありますよね。

ママが感情的に怒ってしまうと「怒りの感情で子供をコントロールする癖」が知らないうちについてしまいます。

もちろん子供の心にも影響すると思います。

ですので、子供とのやりとりはアドラー心理学を活用して「対等な関係」を意識することをおすすめします。
※アドラー心理学の参考書籍は、この記事の冒頭「前提」の項目でご紹介しています。

 

 

 

以上、「ひらがな練習はいつから?子どもをやる気にさせるアドラー心理学活用の4つの方法!」をご紹介しました。

 

同じ幼稚園のクラスのママさんには、「うちの息子はひらがなに興味がなくて… 幼稚園の遊び中に◯◯君(うちの長男)が一緒にひらがな書こう!って誘ってくれたらありがたいな」

と言われたこともあります。

子育てには色々な考え方がありますが特に勉強に関しては周りと同じだと安心しますし、自分の子どもが遅れていると心配ですよね。

 

こちらの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ドレミ

1歳、5歳の男の子2人を子育て中のワーママです。 これまで派遣で8年働いてきました。(現在2回目の育休中) 結婚後、激務の職場を退職し転職活動するも全く採用されない日々・・・。 そんな私は派遣に救われました。 正直、子供が生まれる数ヶ月〜1年ぐらい派遣で働こうという軽い気持ちでスタートしたのに、気づけば現在まで派遣社員として8年間勤務しています。 実は、主婦にとって派遣という働き方はメリットが多いんです! 派遣で働いたことがない人は、「私には専門的な知識や資格がないから派遣は無理」と敬遠してしまいがちですが、高卒で資格なしでも事務職のお仕事はたくさんあります。 派遣の魅力をお伝えできればと思い『仕事』というカテゴリーで派遣についての記事を書いています。 派遣については少しお役に立てるかもしれないので、質問や疑問などあればお気軽にどうぞ(^^)