でも、資産運用とかで損したり、リスクあるものは手を出したくないよね。ほったらかしておいても安全にお金が増える方法ないのかな…
努力いりません!
ほったらかしOK!
まず、結論から。こちらをご覧ください。
数字で見ていただくと一目瞭然。
『増加分』というのは税金が戻ってきた分を意味します。(定期預金の増加分は利子です。)
つまりリスクゼロで年間積立額の30%もお金が増えているってことです!
普通の定期預金の利子って0.01%前後だよね。30%もお金が増えるって、どういうこと?
税金が全くわからない私でも理解できるように教えてほしい!
ドレミさん、お願いします!
「全国のママに、イデコがお得なことに気づいてほしい!」と願いを込めてご紹介させていただきます!
メリット、デメリットも理解して検討して頂ければ幸いです(^^)
この記事はこんな人におすすめです!
🔶お金を増やしたいけどリスクゼロが良い
🔶税金のことは全くわからない
目次
イデコ(個人型・確定拠出年金)とは?
・60歳まで引き出しせずに毎月一定額を積み立てる
・税金還付、運用益が非課税などメリットがすごい!
・定期預金でリスクゼロで積立することも可能!(おすすめ♡)
イデコってざっくり言うと何?
「イデコ(個人型・確定拠出年金)」の一般的な説明はこんな感じです。
『老後に備えて、金融機関で60歳まで引き出しせずに毎月一定額を
『正直、60歳以降に誰でももらえる公的年金だけでは生活できないです…。
なので、国民の皆さんはこの個人型年金(イデコ)を自主的にやって老後に備えて運用(積立)してくださいね!税金面でお得感いっぱいにしときますので〜!』
みたいな趣旨があるんだと思います。
ざっくりとイデコ(個人型・確定拠出年金)の趣旨を理解したところで、次の項目でより詳しくみていきましょう!
イデコは誰が対象?毎月いくら積み立てるの?
誰でもイデコ(個人型・確定拠出年金)に加入することができます。
毎月の拠出額(積立金額)は、5000円から1000円刻みで設定することができます。変更は年に1回可能です。
下の表を参考にご自身(旦那様)がどの加入区分に属しているかを確認してみてくださいね
※DC:確定拠出年金 DB:確定給付企業年金、厚生年金基金
【iDeCo公式サイトより引用】
イデコのメリットは?最強と言われる理由は?
大きく3つあります。
①毎年たくさん税金が還付される(戻ってくる)!
拠出(積立)額、全てを所得控除できる。会社の年末調整で手続きできるので面倒な確定申告は不要。
②常時、運用益から税金が取られない!
通常は資産運用の運用益や定期預金の利子でも約20%も自動で税金が取られるんですが、イデコで毎月コツコツ拠出した資金を運用した利益からは一切税金が取られないんです。
③60歳以降の受取時も税金がかからないような優遇措置がある!
60歳以降に一括で受け取る場合には「退職所得控除」、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」の対象となります。
イデコは積立全額を所得控除できるという点が大きなメリットなんだ。だから所得自体がない専業主婦にとってのメリットは上記の②運用益の非課税のみ。
所得が多いほどメリットが高いので、まずは家族の中でより収入/所得が多い人(旦那様)でイデコをはじめることをおすすめします!
イデコのデメリットは?注意点も!
一番のデメリットは、60歳まで拠出(積立)した資金を引き出すことができないということです。
ただ、これをデメリットと考えるかどうかも捉え方次第かもしれません。
ただ、注意が必要なのは『毎月無理なく拠出できる金額に設定する』ということ。
といっても、毎年1回は変更が可能なのでまずは少ない金額でスタートしてみて状況に応じて金額を上げたり下げたりすることができますよ!
イデコは資産運用… だけどリスクゼロのおすすめの方法がある!
正確に言えば、
だから極端な話、『運用(積立)の全額をリスクゼロの定期預金に入れておいてもオッケー』なんです!
ここが肝です!!!じゃあ、まずは全額を定期預金で固定しておいて、ちょっと運用に興味を持ち始めたら例えば運用(積立)の半分を利益が見込める金融商品に変更したりもできるのかな?
だから、具体的な金額で節税効果を教えて欲しい!
税金がよくわからない私でもわかるようにお願いします!
では、ちょっとだけ税金の用語をわかりやすく解説した後で、事例を使って具体的な金額で節税効果の全貌をご紹介します!
イデコの節税効果は?
・所得控除とは国が『こういう人・場合は⭕円費用にしていいよ〜』と認めているもの
・所得控除(費用)が大きくなれば税金が少なくなる
『イデコ(個人型・確定拠出年金)のすごいメリットは毎月積み立てる金額を全て所得控除できることです。』
ドレミさん、わかりやすく教えて〜!
所得とは、会社でいう利益のこと!
「所得控除」の前にまずは「所得」から説明しますね。
所得とは、会社の収支で例えるなら利益のこと!
よく、収入と所得がよくわからないという声を耳にします。
下の図をご覧になってください!まずは全体像を。
直感的に「なるほど〜」とわかってもらえればokです!
※この図はイメージです。わかりやすくするため、「会社」の方は聞きなれた言葉を記載しています。
所得控除は国が認めている費用みたいなもの!
さらに、国が『こういう人・場合は、⭕円費用にしていいよ〜』と認めている費用が『所得控除』です。誰でも対象なのが、 380,000円(基礎控除)です。
積立た分を全て費用にできるっちゅうことは、利益がその分少なくなる!!
だから、税金が少なくなる!!ということです。
わかりやすい例として会社と比較しています。
「◯◯控除」という税金の用語は「会社で言う費用みたいなものか〜」
と理解してもらえたらと思います。
No. | サラリーマン | 会社 | 内容 |
① | 給与 | 売上 | |
② | 給与所得控除 | 費用その1 | 【国が決めている】サラリーマンの経費(スーツ代、クリーニング代等々)の平均/予想額。年収が上がれば額も上がる |
③ | 所得控除 | 費用その2 |
【国が決めている】こういう人・場合は、⭕円費用にしていいよ〜』と認めている費用 |
④ | 所得 | 利益 | ①ー(②+③) |
⑤ | 税金 | 税金 | ④×税率 |
•基礎控除(38万円)
•社会保険料控除(払った全額)
•配偶者控除(13-48万円)
•配偶者特別控除(1-38万円)
•扶養控除(38-58万円)
•生命保険料控除(最大12万円)
•小規模企業共済等控除(払った金額)
•医療費控除
【参考:国税庁HP No.1100 所得控除のあらまし】
【事例】どんだけー♡こんなにお金が戻ってくるの!
イデコ(リスクゼロの定期預金で)毎月23,000円を20年間積立したら…
①積立金額 552万円
②税金還付 110万円
①+②総額 662万円
※民間の生命保険会社の個人年金で同条件の場合、②税金還付は16万円。
ここからは事例<年収500万円のサラーリーマンの家庭、イデコ積立全額を定期預金に固定>で説明しますね。
結論は、冒頭でご紹介したこのグラフの通りです。
例えば上限額で積み立てした場合は年間276,000円全額を所得控除、つまり費用にできるんです!
実は、これが他では類を見ない程の「節税効果」があるんです!
これから順を追って説明しますね。
①所得税での節税
1年間のイデコ積立総額276,000 × 所得税の税率10%(年収500万円の平均的な税率)=27,600円
※所得税は累進課税なので年収が高い人ほど税率も高くなります。
②住民税での節税
1年間のイデコ積立総額276,000 × 住民税の税率10%=27,600円
※住民税は誰でも税率は10%で一律です。
20年間でのリターン(税金還付)は?100万越え!!
1年間で、①と②の合計額55,200円が節税できます。
②
ちなみに、イデコ(個人型・確定拠出年金)を20年間リスクなしの定期預金で積み立てた場合、60歳
※実際は定期預金の利子がつきますが利率が低いため計算には入れて
よって、この事例【年収500万円のサラリーマン】では
約552万円の積み立てで税金が約110万円も戻ってくる
つまり、総額約662万円になる
ということになります。
民間の生命保険会社の個人年金との違いは?
生命保険会社の個人型年金は、年収500万円のサラリーマンだと税金還付は6,800円ぐらいだよ。
イデコなら全額276,000円も所得控除できるから55,200円も税金が戻ってきます!
手数料はどのくらい?…そんなに少ないの!?
・口座管理手数料は0~500円まで幅がある
・口座管理手数料が0円の楽天証券がおすすめ(60歳以降の受取方法も柔軟)
次に、手数料を確認します!
イデコをはじめてから、積立金を受け取るまでの全ての手数料はこの一覧表の通りです。
支払うタイミング | No. | 名称 | 金額 | 支払先 |
初期費用(加入時に1回だけ) | ① | 加入手数料 | 2,777円 | 国民年金基金 |
② | 加入手数料 | 0〜1,080円 | 金融機関 | |
毎月 | ③ | 国民年金基金手数料 | 103円 | 国民年金基金 |
④ | 信託銀行手数料 | 64円 | 信託銀行 | |
⑤ | 口座管理手数料 | 0〜500円 | 金融機関 | |
60歳以降の受取時1回毎 | ⑥ | 給付手数料 | 432円 | 信託銀行 |
🔶初期費用:①②の合計2,777〜3,857円
🔶毎月の手数料:③④⑤の合計167〜667円
🔶受取時(1回毎):⑥の432円
長期間のことだから、できるだけ安いほうがありがたいな。
でも、③④の手数料167円は毎月必ず支払うものなんだ。だから、⑤の金融機関へ支払う「口座管理手数料」の金額を安く抑えたいよね。できれば安心の大手金融機関で。
なんと、口座管理手数料が0円!
もし毎月500円の場合は20年間で12万円にもなるから、毎月0円はすごくありがたいよね!
楽天証券は受取時にもメリットがあるんだ。後ほど紹介するね!
運用(積立)中の利益に対する課税はなし!
このイデコはあくまで「資産運用」なんです。
つまり、普通の資産運用なら利益が出たら税金を取られてしまうんです!!通常は。
年に2回くらい通帳に利子が入ってくるけど、50円の微々たる利子なのに10円も税金としてとられてる!
それがイデコだと0円なんだね!
まずは、楽天証券の公式サイトで資料請求(無料)してみてくださいね!
楽天証券が断然おすすめ!理由は2つ!
おすすめ理由1つ目:運営(口座)管理手数料が0円だから!
先にご紹介しましたが、楽天証券さんは誰でも積立金額に関係なく常に運営(口座)管理手数料が0円です。
通常は毎月数百円の運営(口座)管理手数料がかかる金融機関がほとんどです。
余談ですが、楽天証券さんは会社としてイデコ(個人型・確定拠出年金)で利益を出していないのでは?むしろ赤字?なのかもしれません。そのぐらい運営(口座)管理手数料が0円はすごいことです。普通はこの手数料が収益につながるから…
おすすめ理由2つ目:60歳以降の受取方法が柔軟だから!
楽天証券さんだと60歳以降のイデコの受取方法が
「一括」「分割」「一括と分割のミックス」
全て選べるんです。
※受取方法が一括のみなど、1つしか選べない金融機関もあるんです。
この『受取方法が柔軟かどうか』は『税金を支払うことになるかどうか』に直結する大事なポイントです。
60歳以降の受取については、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
>>>公式サイトはこちら: 【楽天証券】個人型確定拠出年金
以上、『「イデコ」の税金還付は最強!リスクゼロの定期預金で始めよう!楽天証券で始めるメリットとは?』をご紹介しました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
>>>公式サイトはこちら: 【楽天証券】個人型確定拠出年金
※補足
確定拠出年金には企業型というものもあります。こちらはお勤めの会社が金融機関と契約をしている年金制度です。イデコ(個人型・確定拠出年金)との重複積立はできません。しかしながら、企業型でも、個人型(イデコ)でも、節税効果は同様です。
企業型の場合は、従業員の希望で個々に積立額を増額することが可能だったり、資産運用の中身は個人に任されていたりします。もちろん、リスクゼロの定期預金も選べます。詳しくは会社の人事・総務に確認してくださいね。