2008年に兵庫県で自転車と歩行者の衝突事故があり、2013年に自転車に乗っていた小学5年生の保護者に9,500万円
この事故をきっかけに、全国の地方自治体で『自転車の保険加入の義務化』が進んでいます。
実際に、我が家の5歳の長男も今まで自転車でスピードが出てしまって人にぶつかりそうになってヒヤッとした場面が何度かあり
そこで今回は、意外と知られていない自転車の保険加入の義務となっている地方自治体・対象者・未加入の罰則・保険選びの手段についてご紹介します。
自転車の保険加入の義務化
対象の地方自治体は?
2019年2月時点で、自転車の保険加入が義務となっている地方自治体は9つ、努力義務の地方自治体は10つあります。2019年4月からは仙台市も保険加入の義務対象になります。
他の地域の住民であっても、自転車の保険加入対象の地域を自転車で走る場合は保険加入が義務となるので、通勤や通学で県や市区町村をまたぐ場合には注意が必要です。
埼玉県、相模原市、名古屋市、金沢市、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鹿児島県
🔶自転車の保険加入が努力義務
北海道、群馬県、千葉県、東京都、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、
自転車保険の加入は何歳から?
自転車の保険加入の義務は、『自転車に乗る全ての人』が対象になります。
幼稚園生や小学校低学年で、自転車に乗る子が多いですよね。
子供はスピードのコントロールがうまくできなかったり大人よりも視野が狭いので、親が想像する以上に周りが見えてなくてヒヤッとする場面も多いですよね。
我が家では、自転車に乗る子供含め家族全員で自転車の保険に加入しています。
自転車の保険に未加入の場合、罰則はある?
現段階では、自転車の保険に加入しているかどうかを確認する方法が決まっていないため罰則を設けることが難しいようです。
罰則がないから保険に加入しなくてもいいということではなく、もしも事故が起こってしまったら自分では到底補償できない状況になることを考えたほうが良いでしょう。
次の章では、『実は新規で自転車の保険に加入しなくても良いケース』をご紹介しますので参考にしてください。
ちょっと待って!自転車の保険を検討・加入する前に、必ず確認してほしいこと
現在、自転車の保険は、自転車メーカー、コープなどの共済、損害保険会社、コンビニ系の会社などから販売されています。金額は年額で3,000〜5,000円まで幅広く、補償内容も異なります。
Googleやyahooで検索すると、自転車保険の補償内容や価格の比較、おすすめの保険など膨大な情報が出てきます。
各保険で補償内容も違うので、なかなか比較するのは大変です。
そもそも、新規の自転車保険に加入しなくて良いケースがあるんです!
【我が家の失敗談】自転車の保険は新規で加入しなくてもよかったのに・・・
我が家では、2年前に家族単位で入れる自転車の保険に新規で加入しました。万が一の事故に相手に対して1億円までの支払い(個人賠償責任保険)、自分自身には入院時の手当金(傷害保険)などがある保険です。
夫がいろいろ調べてくれて、新規で自転車の保険に入ったのですが・・・
まず、自分や家族が怪我をした場合は既に医療保険に加入していればそちらでカバーできるからです。
さらに、自転車の保険の『個人賠償責任保険(相手に支払うお金)』は既に加入している
ただ、保険は補償内容が全く同じものはあまりないので、特約でつけられるものが最適な補償内容なのかどうか情報を集めても結論が出せないことも。
保険のことを自分で調べるのは骨が折れる作業です。
以前、我が家では保険料を削減するためにお金のプロであるファイナンシャルプランナーさんの無料相談を受けたことがあります。
ファイナンシャルプランナーさんがわざわざ自宅まで来てくれて、不要な保険を解約したり最適な保険を提案してくれたり、家計を数値化してくれたり(保険以外の項目で無駄遣いも判明!)、全て無料でやってくれます。
何かお金のことで困ったら連絡してくださいね、という言葉をいただいたので、1ヶ月後に子ども向けのNISAについて電話で相談したぐらいです。(めっちゃわかりやすかった!)
できれば、保険会社に属さない独立系のファイナンシャルプランナーだと会社のノルマ等がないので最適な提案をしてくれるから信頼できます。
>>>ほけんのトータルプロフェッショナル
まとめ
- 全国で自転車の保険加入の義務化が進んでいる
- 自転車の保険加入は、年齢に関係なく子供も対象!
- 自転車の保険に新規で加入しなくて良い場合、既に加入している場合がある