- 仕事のブランクがあるけど、働くことはできる?
- これから働き始めるためには何から手をつければいい?
- ブランクがある主婦におすすめの働き方はある?
この記事では、4つのステップでこのような疑問や悩みに答えていきます。
主婦が仕事復帰を考え始めた時に気になることの一つが、仕事のブランクですよね。
子供が生まれた時に仕事を辞めて、子供が小学生や中学生でママが仕事復帰しようとするとブランクは6〜12年にもなってしまいます。
でも、実際の採用には仕事のブランクはそこまで影響がないんです。
大事なことは、不安をしっかり解消して前向きな気持ちで自己アピールをしっかりすることです。
目次
ステップ1:求人の動向・需要をチェック!主婦が求める働き方は?
求人サイトや派遣会社を利用して主婦向けの求人をチェック!
タウンワークなどの大手求人サイトでは「主婦歓迎」「30代、40代」「扶養内」といった検索ワードがあらかじめ用意されています。これは、多数の求人の中から主婦に適した仕事を一発検索できるシステムです。
このシステムを使い、実際にあなたの希望の条件を入れて検索してみると求人の動向がわかるかと思います。
また、効率よく主婦向けの仕事を探すのであれば派遣登録(無料)してみるのも良いですよ。
なので、あなたのお住まいの地域で実際にどんな仕事があるのかをすぐに教えてもらうことができますよ。
主婦が求める働き方はパートやフルタイムに柔軟に対応してくれる職場
主婦が働きに出る時、育児や家事との両立もあるためパート勤務や時短での働き方を検討しますよね。
主婦の希望に合わせる形で、求人でも10〜15時などの短時間労働の求人が増えてきています。
また、子供の年齢が上がるにつれ労働時間を長くするケースも多く、パートからフルタイムへの柔軟な移行が主婦が働く上での理想の一つでもあります。
ステップ2:仕事のブランクに対する不安を徹底的に洗い出す!具体的な対策とは?
仕事のブランクがある主婦にとって、仕事復帰となるといろいろな不安がありますよね。
私にも経験があるのですごくよくわかります。
働く前に解消できる不安もたくさんありますので、できることから不安解消するための対策を少しずつ始めてみましょう!
不安:子供の体調で仕事を突然休むこと
子供は、昨日まで元気に遊びまわっていたのに急に熱が出たり体調を崩すことがありますよね。
主婦が仕事を始める上で、勤務当日の朝になって急遽仕事を休まなくてはいけなくなることは大きな不安材料の一つです。
<対策>
- 職探しで主婦向けの求人を選ぶ
- できるだけ主婦が働く職場&同じ仕事をする人が複数いる職場を選ぶ
- 小学生未満の子供がいる場合、市区町村で制度化されている病児保育の登録をしておく
病児保育は、1日2000円程度で医師や看護師がいる施設(保育園や小児科の病院)で預かってもらえる制度です。
事前登録が必要なので、チェックしておきましょう!
不安:仕事がちゃんとできるかどうか
仕事のブランクがあると、仕事のスキルに対する不安がありますよね。
経験がある専門的な職種であれば、勘を取り戻すのに時間がかかるかも・・・という不安。
未経験の職種であれば、本当に自分にできるのかどうか・・・という不安。
不安はつきませんが、対策次第で不安を少なくしていきましょう。
<対策>
- パソコンのスキルを少しでもあげる
- 普段から効率的な動きを意識する&こまめにメモをとる癖をつける
パソコンのスキルアップについては後程詳しくご紹介します。
不安:職場でのコミュニケーションは大丈夫か
職場の雰囲気に馴染めるか・・・
コミュニケーションはちゃんと取れるか・・・
など、仕事に直接は関係ないものの影響が大きいのが職場の人間関係ですよね。
<対策>
- 笑顔を心がける
- さわやかにあいさつをする
- 会話のキャッチボールを意識する
緊張していると、顔がこわばってしまいがちですがとりあえず笑顔で!
不安:ブランクがあると採用されないかも
ブランクが5年〜10年という主婦は意外と多いです。
なぜなら、子供が3歳未満の主婦が働いている比率は約半分。そして、子供が中学生以上になるとその比率は8割前後にまで上がります。
ということは、子供が幼稚園や小学校に進学してから働き始める主婦が3~4割ほどいるということです。
<対策>
- 履歴書の書き方に注意する
- 面接では前向きな発言を心がける
(後程詳しくご紹介します)
ステップ3:自分の棚卸しで可能性は広げよう!履歴書・面接対策の土台にもなる!
これまでの自分を振り返る棚卸しの作業は、時間も気力もいるため大変です。
私もこれまで転職活動などで自分の棚卸し作業は何度もやってきましたが、本当に大変です。
でも、しっかり棚卸しができると履歴書や面接対策にも効果的ですし、自分のアピールポイントに一貫性が出るため説得力が増して採用率がグンとあがりますよ。
では、棚卸しの具体的な方法から履歴書・面接でのポイントをご紹介します。
棚卸しの方法は?
- これまで経験した仕事の内容・成果・プロセス(対策)を書き出す
- 自分の長所・短所を書き出す
- 子育て中に取り組んだこと・意識したことを書き出す
棚卸しの作業は全般的に、実績を洗い出すというよりプロセスや経験から学んだことを中心に書き出すと良いです。
信頼できる人って、過去の実績を語るよりもどうして仕事が上手くいったのか、失敗から何を学んでどんな行動をしたかを認識している人。
それを他人に対して素直に話せる人だと思うんです。
履歴書の書き方で採用率が上がる!
自分をアピールするため、具体的なエピソードを添えるというのはよく聞きますよね。
参考までに・・・
私は営業職の経験があるのですが物覚えが悪く営業には不向きだと自覚していました。パパッと成約できちゃう売れっ子営業マンが羨ましかった・・・
なので、私は誰よりも顧客管理を徹底して成約率をあげた、というエピソードがあります。
エピソードは仕事じゃなくてもいいんです。
大事なママ友が子供のことで悩んでいたから自分にできることを探してこんなことをした、とか
学校の役員やイベントの係りになった時に子供たちのためにある問題を解決した、とか
・・・本当に小さなことでもいいんです。
さらに、
- 事務職系の求人なら『コツコツ作業するのが好き、人のサポートをする裏方の仕事が好き』
- 接客業の求人なら『人と直接関われる仕事にやりがいを感じる、家に人を招いてホームパーティーするのが好き(趣味の欄)』
など、自己アピールや趣味などを記載する欄に『その職種に求められる要素を盛り込む』のも大事です。
面接対策とは?
自分の棚卸し作業、履歴書がしっかり書けていれば大丈夫!
あとは自信をもって面接に臨みましょう!
唯一注意してほしいことは、気づかないうちに口走っているネガティブ発言。
例えばこんな発言です。
- ブランクがあるから採用は難しいですか?
- 同じような主婦の方はいないんですか?
- 主婦でもできるお仕事ですか?
即採用とならずに他の人を選ぶ余地を与えてしまいますので、十分に注意しましょう(^^)
ステップ4の(1):働くための準備をする!
働くための準備は、まずパソコンを触ることからスタートしましょう!
最近はスマホで事足りるのでパソコンを開かない人も多いですよね。でも、働き出したらパソコンでの作業は必須です。
とにかくパソコンを触ってみる
ネットサーフィンで良いので毎日パソコンに触る時間を作りましょう!
ワード・エクセルに加え、メールの書き方も習得しておこう!
事務職の場合、パソコンでワードやエクセルが使えると採用されやすいです。
今はYOU TUBEやネットでも、パソコンの基礎知識やメールの書き方を学べるので覗いてみてもいいかもしれません。本屋さんで関連書籍(できれば薄い本)を一冊買ってしまうのもありです。
また、大手派遣会社などでは派遣登録(無料)をすれば自宅のパソコンでワードやエクセルの講座、メールの書き方や電話応対の仕方などの講座も無料で受講できます。
育児や家事の合間にチャチャッと受講してスキルアップしましょう!
※派遣では、派遣登録・仕事紹介・相談・講座受講・就業後の全てのサポートが無料です。
資格に挑戦してみる!
簿記、パソコン系の資格などの仕事に直結する資格に挑戦するのも良いと思います。
おすすめは簿記3級。
銀行や金融機関でのパート勤務は、高時給で未経験スタートの主婦が多数います。
金融系の多くの職場では簿記3級の取得を推奨しているので、選考の段階で資格があればかなり有利になるかと思います。
(採用後に「簿記3級を取得してください」と言われる場合もあります)
※後ほど私がご紹介する大手派遣会社は、大手専門学校と提携していることが多く簿記講座の受講料金が割引になることもありますので参考にしてみてください。
1日だけ、短期間だけの仕事をしてみる
採用されたとしても5〜10年も仕事のブランクがある場合、急に明日から勤務開始!と言われても気持ち的に不安が募りますよね。
また、今後お仕事探しをする方もブランクがあるとアピール力に欠けるような気がしたり・・・。
そこで、ブランクがある主婦の方に1日、数日、1ヶ月程度の短期のお仕事をしてみることをおすすめします。
短期のお仕事はブランクを埋められる、というよりも、仕事の感覚を取り戻して自信にもつながります。
ステップ4の(2):働くための環境を整える
少しづつでも良いので、育児と家事の環境作りを進めてみましょう!
具体的には、ママが仕事中に子供をどこに預けるか、毎日の家事は誰がどんな方法で行うのか、ということです。
子供の預け先を確保する
子供が小学生未満であれば、保育園や幼稚園の預かり保育の確認をしましょう。
もし、祖父母が近くにいるのであれば協力を仰いでおくことが必要です。
また、パート勤務の終了時間が幼稚園のお迎え時間ギリギリなんて状況なら、もし間に合わなかった時に親しいママ友に一時的に預かってもらう可能性もあります。
あらかじめ状況を話して、助けてもらった時にはお礼を!
家事分担はしっかり決めない方がうまくいく
家事分担のコツは、あらかじめしっかり分担を決めないことです。
分担を決めると義務となり、ほとんどの旦那さんは不満に思うからです。
しかも、ママの望むレベルまでできないことが多いですよね。
なので、ママが司令塔となって旦那さんに家事をお願いする方法を取りましょう!
電化製品を上手く利用する
電化製品の正しい情報を知ってフル活用するのもおすすめです。
我が家では、ドラム式洗濯乾燥機と食洗機を使って大幅に家事を短縮できています。
ドラム式洗濯乾燥機なら、スイッチ一つで乾燥まで一気に仕上げてくれるので洗濯物を干す・取り込む手間がありません。乾燥にかかる電気代は毎月1000円前後でコスパ最強です。
食洗機もスイッチ一つで洗剤で洗ってお湯で洗い流して乾燥まで仕上げてくれます。
手荒れが防げますし、さらに約80度のお湯で洗い上げるので衛生的ですよ。実は、食洗機は手洗いの約1/4の水量なので水道代も節約できてしまいます。
仕事にブランクがある主婦の職探しの方法は?
大手求人サイト
サービス業や接客業であれば、大手求人サイトで探すのが一番効率的です。
おすすめはタウンワーク。
業界最大手の求人サイトで、アルバイトやパートの求人数はTOPです。
ハローワーク
地元の中小企業や家族経営のアットホームな雰囲気の会社で、じっくり働きたい方はハローワークでの職探しが良いでしょう。
ただ、主婦のパートの求人は倍率が高く採用されるのが難しいかもしれません。
派遣会社
主婦向けの大手派遣会社では、フルタイム・時短・パートのお仕事が多くあります。
正式に派遣登録(無料)すれば就業前でもパソコン(ワード・エクセル等)・メールの書き方などのスキルアップ講座をネットでいつでも自宅受講できます。(受講費用は0円です)
派遣先(勤務先)が大手企業だと、同じ業務を行う人が複数いるので子供の急な休みにも対応しやすいです。
派遣の事務職は時給1000円以上がほとんどですが、専門スキルなし・資格なし・高卒/短大卒の方が多く働いています。
育児・家事と仕事を両立できたのは、派遣で働いているからだと思います。
ぜひ、こちら↓の記事を参考にしてみてください(^^)
は、ぜひ最後まで読み進めてください。